読もうと思ったきっかけ
- 普段やらないTwitterをたまたまみる機会があり、たまたま見つけた
- プロジェクトでリーダー的な動きをしているので良いものがあれば提案して取り組んでみたい
- アジャイルコーチの下でちゃんとしたアジャイルを経験したことがないので諸々押さえておきたい
知らなかったプラクティスのメモ
第1章から4章までです。
- p20 フロー効率
- リソース効率と対で紹介されていた
- 作業を終え価値を付加するまでの時間を短くしようとする考え方
- 複数人で同じタスクを行うなどによってボトルネックの解消に注力できる
- 締め切りが迫っている時なんかはフロー効率で動いていたんだな、となった
- p46 擬似コードプログラミング
- プログラミング初期にやったことあると思いますけど、コメントで実装内容を書いておくもの
- 疑似コードプログラミングと名前がついているのは知りませんでした
- チーム活動として以下の効果があるみたいで納得しました
- 人に相談する時に日本語でガイドラインを書いておけば認識のずれを減らせる
- ソースコードだけで意図を伝えにくい場合はガイドを消すの残しておくことでそのままコメントとして利用できる
- p64 git-cz
- gitのコミットメッセージのprefixを統一できるツール
- 書籍でも触れてますが自分もここまではやらなくてもいい気はしました
- editの進化でVSCodeからPRやコミットに飛べるのでそこからissueだったりJiraのチケット探って、ということが出来るのでコミットメッセージに対する重要性が下がっている気がします(もちろん適切な粒度でコミットを積むのはやる)
- p77 レビュアーをグループにアサイン
- 以前とある職場でやろうとしてその時はやりませんでした
- WIP制限と同時に行うとレビュワーが分散されて良いなと思いました
- p77 コードオーナーの設定
- GitHubの機能で機械的にコードオーナーからのレビューを必須にできる
- https://docs.github.com/ja/repositories/managing-your-repositorys-settings-and-features/customizing-your-repository/about-code-owners
- チームにもアサインできる
- p80 git blame で最終更新を追える仕組み
- lintやformatterを使って自動で修正するコミットを途中で積んでしまうと変更履歴が追いにくくなってしまう、問題
- .git-blame-ignore-revs にコミットのハッシュ値を記載するだけで、git blameの対象から外すことができるので対応できる
- やっている事としては、行ごとの変更履歴はgit blameを使っているのでその対象から外している
- p92 スウォーミング
- 初めて聞いた言葉だったのでメモ
- 最も優先度の高いタスクを関係者全員で取り組む事
- 作業を分担
- 設計の相談を行う
- 一緒に作業する
- 最も早く終わらせる手段がないのか工夫を凝らすこと
- 個人の成果よりもチームの成果の最大化のマインドセット
- p103 モブワーク
- モブプログラミングのプログラミング以外の作業バージョンのこと
- ドキュメント作成や調査などを一緒に行う
- p120 カバレッジの目標
- あげることだけを考えると効果の薄い内容に工数をかけることになり本末転倒
- p151 カナリア環境
- 本番環境の前に一部のユーザーに限定公開して、問題がないか確認する環境
- 炭鉱でカナリアを放って有毒ガスの検知に使っていたことに由来する
- p160 アイスクリームコーン
- 自動テストの望ましいテスト分量の文脈
- 良い例として「テストピラミッド」
- よくない例として「アイスクリームコーン」
- 単体テストが少なく、人によるリグレッションテストが多い
- 単純に単体テストを増やして、E2Eやリグレッションテストを減らそう、というものでもない
- プロジェクトによって事情や前提が違うので
- 起きてはならない不具合、かけられる工数、そのテストの不具合発見が本当に効率的か?を考慮する
- p179 chat ops
- チャット経由で運用を行うこと
- デプロイをチャット経由で行うなど
- ログを流すなんかは経験したことありますが、デプロイ操作まで出来るとは知りませんでした
- p195 diataxis フレームワーク
- ドキュメントのフレームワークとして紹介されてました
- https://diataxis.fr/
- ディアタクシス
- 4つに分類
- チュートリアル
- how to guide
- 参考資料
- 説明
全体の感想
普段やっていることに対して名前がついていることがあったりして驚きました。 実際やってみてその本当の効果に気づけるもののあるので、ぜひ体験したいものもありました。 5章以降が読めてないので、読んだらまたメモ残します!